スイッチングハブの選び方
steinhoff
家庭内LAN(ホームネットワーク)の保守と運用
LANケーブルには製品によって価格差があり、あまり違いが判らず「どれを買えばいいのか分からない!」となってしまうと思います。
どこを見て、比較し、購入すればよいか紹介していきます。
LANケーブルには「CAT.〇」といった表記がされていると思います。
このカテゴリ表記がLANケーブルを選ぶ際の重要な要素です。
現在世の中に存在しているLANケーブルは下記カテゴリのものです。
数値が大きくなるほど通信速度が速く、伝送帯域が広くなります。
であれば「CAT.8」が最もいいように思えますが、「CAT.7」以上はノイズを逃がすためにアースが必要になります。
アースをするためには一般的なLANケーブルコネクタとは違う特殊なコネクタに対応した機器が必要になります。
アース可能な特殊機器は極めて高額なため、一般用とであれば「CAT.5e」から「CAT.6A」の中で選択すれば問題ありません。
「CAT.5」は昨今のネットワーク環境では通信速度が遅くボトルネックとなる可能性が高いので、選択するべきではありません。(「CAT.5」の配線があれば「CAT.5e」以上で引き直すべきです。)
LANケーブルの形状には「スタンダード」「スリム」「フラット」の3種類があります。
基本的にはどの形状でも各カテゴリの規格は満たしているものが販売されているため、
どれを選択しても問題はありません。
ただ、「スリム」「フラット」は細く/薄くする関係上内部の線同士の距離が近くなるので、
ノイズが乗る可能性があります。
特別な理由がなければ「スタンダード」を選択するのがベターです。